人材の価値を最大限に引き出し、組織の成長につなげる「人的資本経営」が注目を集める中、2023年3月期から有価証券報告書に女性管理職比率や男女間賃金格差などを記載することが義務付けられます。21年のコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)改訂では、取締役会のみならず、企業の中核人材の多様性確保に向けた方針や目標の開示が求められるようになるなど、ダイバーシティー(多様性)推進は企業価値を計る重要なファクターとなっています。中でも、日本が世界に大きく後れを取っている女性の活躍は、多くの日本企業にとって待ったなしの経営課題です。

 3月8日は国連が定めた「国際女性デー」。日経ビジネスLIVEでは同日午前10時から、「女性役員が拓く新時代経営~人的資本経営と多様性~」と題し、経営層における多様性の確保、とりわけ女性役員の活躍が経営にもたらすインパクトや、社員の多様性を企業の成長につなげるための人材戦略を考えるウェビナーを開催します。

 基調講演では、経済産業省の「人材版伊藤レポート2.0」の検討会の委員を務めた早稲田大学商学学術院教授の谷口真美氏が、多様性を生かす人的資本経営の本質を解説。女性をはじめとする多様な人材の価値を最大限引き出し、企業価値向上につなげるための経営戦略や、適切な情報開示に向けて知っておきたいポイントを明らかにします。

 ウェビナー後半では、ダイバーシティー先進企業において経営の第一線で活躍する女性役員が登壇。経営のダイバーシティーを進める意義やイノベーティブな組織づくり、社員一人ひとりの能力を引き出し組織の成長につなげる人材戦略について詳しく語っていただきます。

 人的資本経営と多様性推進の本質を実践的に学ぶことができるウェビナーです。ぜひご参加ください。

■開催概要
日経ビジネスLIVE 女性役員が拓く新時代経営~人的資本経営と多様性~

■日時:2023年3月8日(水)10:00~12:00
■会場:オンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経xwoman、日経WOMAN
■協賛:サントリーホールディングス、マネックスグループ
■受講料:無料 ※事前登録制(先着順)

>>詳細・参加申し込みはこちら


■基調講演 10:05~10:45
「多様性を生かす人的資本経営の本質とは」
早稲田大学商学学術院 大学院商学研究科 教授
谷口真美氏


この記事はシリーズ「[LIVE]女性役員が拓く新時代経営 ~人的資本経営と多様性~」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。