<span class="fontBold">「日経ビジネスLIVE」とは:</span>「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト
「日経ビジネスLIVE」とは:「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト

 一橋ビジネススクール教授の楠木建氏と社史研究家・杉浦泰氏とともに、“近過去”に遡ってブレない意思決定の視座を養うウェビナーシリーズ「ケースで学ぶ『逆・タイムマシン経営論』」。第2回「任天堂 元祖“プラットフォーマー”の奥義」を2月24日(水)午後8時に開催するにあたり、日経ビジネスに掲載した一押しの過去記事を再掲載する。

 今回は、2007年12月17日号の特集「任天堂はなぜ強い 『たかが娯楽』の産業創出力」に収録した中興の祖・山内溥氏のインタビューを再掲載する。

 山内氏は2002年に社長を退き、当時42歳だった岩田聡氏に経営を引き継いだ。インタビュー当時は80歳。次世代の人材に任天堂を託す思いを語っている。山内氏は2013年、85歳で死去した。

■開催概要
テーマ:ケースで学ぶ「逆・タイムマシン経営論」
    任天堂 元祖“プラットフォーマー”の奥義
開催:2021年2月24日(水) 20:00~21:00
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員:無料(事前登録制、先着順)

※有料会員でない方は、まず会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

>>参加を申し込む

20:00 オープニング
20:05 任天堂の戦略と事業環境の変遷を、「ファミリーコンピュータ」の発売時にまで遡りながら分析。「逆・タイムマシン経営論」の視点から、楠木氏、杉浦氏が同社の強さを分析する。
20:45 質疑応答
21:00 クロージング

■講師

楠木建(くすのき・けん)
一橋ビジネススクール教授
1992年、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了、一橋大学商学部専任講師、同助教授、同大学イノベーション研究センター助教授、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授を経て、2010年から現職

杉浦泰(すぎうら・ゆたか)
社史研究家兼ウェブプログラマー
1990年生まれ、神戸大学大学院経営学研究科を修了後、みさき投資を経て、現在は社史研究家兼ウェブプログラマーとして活動。社史研究は2011年からスタートし、18年1月から長期視点をビジネスパーソンに広める活動を開始(ウェブサイト「決断社史」)。現在はウェブサイト「The社史」を運営する

■こんな方におすすめ
+仕事の意思決定において、ブレない思考を養いたい方
+任天堂の経営に関心のある方
+楠木氏、杉浦氏の著書『逆・タイムマシン経営論』を読んだ方、もしくは興味がある方
+任天堂の商品で遊んでいる方、遊んだことのある方
+企業の歴史、産業の歴史に興味がある方

※参加をお申し込みいただくと、編集部が厳選した任天堂関連の過去記事のPDFをダウンロードいただけます

>>参加を申し込む

■教材
+楠木建・杉浦泰著『逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知』(日経BP)

任天堂の中興の祖、山内溥氏、写真は2007年特集掲載当時
任天堂の中興の祖、山内溥氏、写真は2007年特集掲載当時

■特集
任天堂はなぜ強い 「たかが娯楽」の産業創出力

山内 溥氏[任天堂相談役]かく語りき
「分からんやろね、ハード体質の会社には」

3代目社長、山内溥氏、80歳。今日の任天堂の礎を築いた男。その“中興の祖”が久々にメディアのインタビューに応じた。任天堂本社には1年以上行っていないが、連絡は随時ファクスで届くという。2002年5月に社長を退いてから既に5年半が経つが、自社の本質を語る言葉に衰えはない。

※「日経ビジネス」2007年12月17日号より。固有名詞や肩書、数字などは掲載当時のママ。読みやすさや時代背景を考慮し一部表現を改めた部分があります。

 モノ作りの会社、つまりハードウエアの会社というのは、我々の生活をより良く、長く保持するために欠かせない製品を作っている。自動車、鉄鋼、造船、家電といろいろとあるでしょう。

 しかしながら、我々のようなソフトウエアの会社、娯楽分野の会社というのは、全世界で栄えているわけじゃない。娯楽などなくても人間は生きていけるし、それどころじゃないという地域もいまだにあるわけです。

 つまり、必需品を作っているハードの会社とソフトの会社というのは、体質が全然違うんですね。言い換えると、ハードで成功した経営者がソフトをやれるのかというと、とてもそうはいかないというのが僕の考えです。

 だから、いったい何を基準にして任天堂に必要な人を選ぶのかといえば、果たしてその人が「ソフト体質」を持っているか否か。

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