連絡が途絶えていた友人と久しぶりに会話するなど、時間を共にできるに越したことはありません。ただ、目的はそれだけではありません。重要なのは「目の前のこと」以外に、視線を移すことです。例えば、友人をどう呼んでいたか、どんな出会い方をしたのか。過去に思いを巡らせると、かつて自分ができたことや好きだったことを思い出す可能性があります。
専門用語では自己効力感(セルフエフィカシー)といいますが、経験に根ざした「自分にはできる」という感覚は前に踏み出す動力となります。この言葉を提唱した心理学者のアルバート・バンデューラによると、その情報源は以下の4つです。
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この記事はシリーズ「川西由美子の相談室「それでいいのよ」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。