経営や経済の先端理論を学べるウェビナー。今回は、2020年のノーベル経済学賞でも話題になったミクロ経済学の最先端分野「マーケットデザイン」の理論と実践を学ぶ。
経営や経済の先端理論を学べるウェビナー。今回は、2020年のノーベル経済学賞でも話題になったミクロ経済学の最先端分野「マーケットデザイン」の理論と実践を学ぶ。
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	<span class="fontBold">「日経ビジネスLIVE」とは:</span><br>「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト
「日経ビジネスLIVE」とは:
「読むだけではなく、体感する日経ビジネス」をコンセプトに、記事だけではなくオンライン/オフラインのイベントなどが連動するプロジェクト

 ノーベル賞学者など“世界の頭脳”の理論を、その要諦を熟知する専門家による解説で学ぶウェビナーシリーズ。賢人たちのインタビュー映像や日経ビジネスに掲載した記事を教材に、モデレーター役の日経ビジネス副編集長・広野彩子が日本を代表する専門家に公開インタビュー。参加者の質問にも答えながら、世界最先端の理論のエッセンスを理解する。

 今回は、2020年のノーベル経済学賞でも話題になったミクロ経済学の最先端分野「マーケットデザイン」の理論と実践を研究する、米ハーバード経営大学院の気鋭の経済学者、スコット・コミナーズ准教授のインタビュー動画で、最先端のマーケットデザインを学ぶ。

 コミナーズ准教授の「講義」を解説するのは、コミナーズ准教授の「兄弟子」にあたり、20年9月に米スタンフォード大学経済学部教授から東京大学大学院経済学研究科教授に転じた小島武仁教授だ。

■こんな方におすすめ
 +ミクロ経済学、マーケットデザインに興味がある方
 +ノーベル経済学賞を通じてオークション理論に関心を持った方
 +プラットフォーマーの強さを理論的に理解したい方
 +米ハーバード大学の講義をバーチャル体験したい方
 +マーケットデザインの考え方を生かして起業したい方
 +最先端のミクロ経済学の動向を知りたいビジネスパーソン

>>参加を申し込む

■開催概要
テーマ:ハーバード気鋭の学者に学ぶ世界最先端のマーケットデザイン
    スコット・コミナーズ准教授のインタビュー映像から学ぶ

開催:12月18日(金) 20:00~
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員 無料(事前登録制、先着順)

※有料会員でない方は、まず会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

20:00 オープニング
20:05 コミナーズ准教授のインタビュー映像や、小島教授への公開インタビュー、クイズなどを通じて、マーケットデザインのポイントを解説。
20:40 質疑応答
21:00 クロージング

■教材
【オンラインゼミナール】新しい経済の教科書 Lesson1 マーケットデザイン
※「ノーベル経済学賞、アルビン・ロス教授が起こした経済学の『革命』」(小島武仁教授)
【書籍】『世界最高峰の経営教室』(日経BP)
※第5章(スコット・コミナーズ准教授編)

 日経ビジネスLIVEのウェビナーシリーズ「インタビュー映像で読み解く世界の頭脳」。4回目は、米ハーバード経営大学院の気鋭の経済学者、スコット・コミナーズ准教授による「最新のマーケットデザインで読み解く起業マネジメント」を、日経ビジネスの動画インタビュー映像で学ぶ。

<span class="fontBold">スコット・コミナーズ氏<br> 米ハーバード経営大学院准教授</span><br> ハーバード大学で数学を専攻、2009年に最優等で卒業。10年に同経済学修士、11年に経済学博士(Ph.D.)。米シカゴ大学、ハーバード大学フェローなどを経て17年から現職。専門はマーケットデザイン。
スコット・コミナーズ氏
米ハーバード経営大学院准教授

ハーバード大学で数学を専攻、2009年に最優等で卒業。10年に同経済学修士、11年に経済学博士(Ph.D.)。米シカゴ大学、ハーバード大学フェローなどを経て17年から現職。専門はマーケットデザイン。

 コミナーズ准教授は1987年生まれ。米ハーバード大学で数学を専攻し2009年に最優等で卒業した後、経済学の修士号、博士号を飛び級で取得。米シカゴ大学、ハーバード大学フェローなどを経て2017年からハーバード経営大学院で准教授を務める。米通信社ブルームバーグにも定期的にコラムを執筆しており、啓蒙活動にも熱心だ。

 コミナーズ准教授が専門とする「マーケットデザイン」は、今年ノーベル経済学賞の受賞対象になったオークション理論や、かつてノーベル経済学賞の受賞対象になったマッチング理論などを使い、市場の仕組みを設計、創造しようというミクロ経済学の先端分野だ。この分野を専攻する日本人経済学者は増えているが、その中でも最も世界的に著名で、業績が認められているのが今回解説者として登壇する東京大学大学院経済学研究科の小島武仁教授である。

<span class="fontBold">小島武仁氏<br> 東京大学大学院経済学研究科教授</span><br> 2003年東京大学経済学部卒業。2008年米ハーバード大学から経済学博士号取得(Ph.D.)。米エール大学ポストドクトラルアソシエイト、米スタンフォード大学経済学部助教授、准教授、教授を経て2020年9月から現職。東京大学マーケットデザインセンター長も務める。
小島武仁氏
東京大学大学院経済学研究科教授

2003年東京大学経済学部卒業。2008年米ハーバード大学から経済学博士号取得(Ph.D.)。米エール大学ポストドクトラルアソシエイト、米スタンフォード大学経済学部助教授、准教授、教授を経て2020年9月から現職。東京大学マーケットデザインセンター長も務める。

 小島教授は東京大学経済学部を卒業した後、ハーバード大学経済学部で博士号(Ph.D.)を取得。主に米スタンフォード大学で研究者としてのキャリアを積んできた。2020年9月から東京大学マーケットデザインセンター長も務め、まさに日本におけるこの分野の第一人者である。

 小島教授の「師匠」にあたるアルビン・ロス スタンフォード大学教授は「安定配分の理論とマーケットデザインの実践」における研究での貢献で2012年にノーベル経済学賞を共同受賞しているが、コミナーズ准教授もまたその教え子という、まさに「兄弟関係」にあり、共同研究に携わったこともある親しい間柄だ。

 まさにこれからが旬である世界最先端のマーケットデザインについて、世界最高峰の研究者の解説を聞きながら、マーケットデザインが実社会でどのような分野に生かせるのか、じっくりと話を聞いていこう。

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この記事はシリーズ「[LIVE]インタビュー映像で読み解く世界の頭脳」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。