(写真:PIXTA)
(写真:PIXTA)

 もう、今年も終わりに近づきました。新型コロナウイルス禍の影響で、年末年始の帰省についても賛否両論あるところですが、タイムカレント(東京・中央)の「コロナ禍での帰省に関する調査(2021年12月実施)」によれば、この年末は、全体の50.6%が帰省する予定とのことです。帰省すると決めた場合は、なるべく出歩くことを自粛するなど、しっかりとコロナ対策を行った上で、帰省を楽しみたいところです。

 帰省するかどうかはともかく、まさにコロナの影響で、ここ数年、親と直接会えていないという人も多いでしょう。久しぶりに親の姿を目にすると、変わらず元気な姿に安心することもあるかもしれませんが、場合によっては親の老いが進んでいることにショックを受けるかもしれません。

 あらためて、私たちの多くは、いつまでも親に元気でいてもらいたいと願う存在です。しかし、ただ願うばかりというのは、運任せと同じです。せっかく帰省するのであれば、親の健康維持や介護リスクに対して、具体的なアクションを取っておくべきではないでしょうか。今回は、エイジングリテラシーの視点から推奨される、仕事と介護の両立リスクを下げる4つの具体的なアクションを考えてみたいと思います。

この記事は会員登録で続きとコメントをご覧いただけます

残り3318文字 / 全文3854文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「老いに備える「エイジングリテラシー」講座」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。