こんにちは。リクシスの佐々木です。

 今日は、「睡眠」と「老化」について、最新の研究結果や調査結果をみながら、皆さんと考えていきたいと思います。

(写真:PIXTA)

そもそも「老化スピード」の個人差は、想像以上に大きい

 一般的に「老化」は、誰しもが避けがたい不可逆的な生理現象ですが、皆さんもご存じのとおりそのスピードにはかなりの個人差があります。

 2015年の米デューク大学の研究では、38歳時点の男女1037人を対象に、内臓、代謝機能、免疫機能、染色体末端にある「テロメア」の長さ(老化とともに短くなるといわれる)などの多様な生体指標によって各人の「生物学的年齢」を割り出したところ、実に28歳から61歳まで、30歳以上の開きがあったそうです。

 もちろん、遺伝的な違いも全くないわけではありませんが、多くの研究によって、こうした老化スピードの個人差には、「日々の生活習慣」の違いが大きく影響していることが分かっています。

 今回は中でも、「睡眠」の質が老化に与える影響について、最新の研究結果をひもといていきたいと思います。

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