あなたは変化を面白がる側にいますか?

定方:リモートワークのデメリットを補うツールの使い方や、より効果的に使いこなすノウハウは、これから見つけて構築していくということですね。

篠田氏:リモートワークをするか、しないかの2択ではなく、大切なのは「組み合わせ」です。組み合わせることで、よりよい働き方ができるようになると思います。

 米マイクロソフトはオンラインツールを使った会議で、音声から議事録を作成する機能を開発しているというリリースを出していました。実現すれば、オフィスにいても、オンライン会議のツールをもっと使うようになるでしょう。

 私の会社は完全なリモートワークを継続していて、最近、4カ月ぶりにみんなが集まる合宿をやってみました。そうしたらすごくよかった。お互いに考えていることや感じていることを共有する場を定期的に作ろうという話になっています。

 オンライン会議ツールは、様々な機能が出てくる前の過渡期にあると思います。過渡期だということを前提に面白がる側にいるのか、役に立たないと見る側にいるのか、「あなたはどちら側にいたいのですか?」というのが、リモートワークにまつわる様々な課題に直面した際の根本的な問いのような気もします。

定方:篠田さん自身は、リモートとオフィスをどのように組み合わせて働いていますか。

篠田氏:私個人は完全にリモートワークが中心で、出かけるのは週1回くらいです。リモートでない理由に納得できなければ「リモートにしていいですか?」と言ってしまうくらいです。

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