トヨタ自動車の豊田章男社長や経団連の中西宏明会長が「終身雇用」の限界を訴え、LIXILグループや味の素など、50歳以上を対象にした早期退職を実施する企業が相次いでいます。一方、新卒一括採用の廃止や新人でも能力次第で1000万円を超える報酬を与えるなど、年功序列的な人事制度を本格的に見直す動きも広がっています。2020年は、いわゆる「日本型雇用」が大きく見直される転換点となりそうです。大企業を中心に組織に閉塞感が漂う中で、活力を取り戻しイノベーションを起こしていくには何が必要か。取材やイベント登壇者とのディスカッション、読者の皆さんのご意見などを通じて、ヒントを探っていきます。


■イベント開催概要


開催日:2月6、13,20、27日(2月の毎週木曜日)
時間:19:00~20:30
場所:SOIL(Shibuya Open Innovation Lab)
プログラム:
2/6 終身雇用は限界? 今何が起きているのか
   島田由香 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 取締役人事総務本部長
   鵜澤慎一郎 EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング パートナー

2/13 才能を殺す組織、生かす組織
   北野唯我 ワンキャリア取締役
   上田祐司 ガイアックス社長

2/20 「プロティアン」で組織も個人も生産性アップ
   田中研之輔 法政大学キャリアデザイン学部教授

2/27 イノベーションを生む組織の作り方
   曽山哲人 サイバーエージェント取締役 人事統括
   鵜澤慎一郎 EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング パートナー