家電量販店大手のビックカメラが6月22日に新たな配達サービスの実証実験を始めた。最短45分で商品を届ける「今すぐお届け」だ。

 ビックカメラが運営するEC(電子商取引)サイト「ビックカメラ・ドットコム」を通じて、ビックカメラ渋谷東口店に在庫がある商品を配達する。配達エリアは渋谷区が中心。パソコンの周辺機器やオフィス製品、日用品、ゲーム関連商品などの小型商品が対象となる。ECサイトでこれまで提供してきた、購入したい商品の店舗取り置きを依頼できる「ネット取り置き」を拡張して実現した。

 この新しい配達サービスの実現に一役買っているのが、2019年に創業したばかりのエニキャリ(東京・千代田)だ。都市部特化型の配達網の構築を進めており、飲食店や小売店が配達サービスを提供できるプラットフォームを提供している。

 ビックカメラの「今すぐお届け」の実証実験では、ビックカメラ・ドットコムとエニキャリの配達システムを連携させた。異なるシステム間でデータをやり取りする「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」を介してビックカメラのシステムから注文通知を受け取り、エニキャリの配達員がビックカメラ渋谷東口店で商品をピックアップして購入者に届ける。

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