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東京都内のスーパーでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、買い物客らに来店する時間帯の分散を促す張り紙も見られる(写真:共同通信)

 東京都の小池百合子知事は4月23日に開いた記者会見で、スーパーマーケットや商店街での客の密集状態を解消するために「買い物は3日に1回程度に控える」よう都民に呼びかけた。

 これまでは不要不急の外出を自粛するよう要請しても、食料品の買い出しなどは容認していた。だが、商店街やスーパーなどで客が密集して新型コロナウイルスの感染が拡大するリスクの高まりを受けて方針を転換した。

 小池知事の要請に対して、「週に1度でもいい」とする声がある一方で、「家族の多い家庭にとってはかえって買いだめにつながる」「1度に買う量が増えて、レジが渋滞して密になるのでは」といった困惑の声も出ている。

 いかにしてスーパーへの買い出しを減らすか。その策の1つとして、配達の需要が急速に高まっている。

 生活協同組合(生協、コープ)の全国組織である日本生活協同組合連合会(東京・渋谷)によると、3月の宅配売上高は約1482億円で、前年同月に比べて14%の高い伸びを記録した。緊急事態宣言前後から、配達を休止していた組合員が復活したり、新規加入が増えたりしているようで、「これ以上増えると配達がパンクしかねない」(関東圏の生協関係者)という。西友(東京・赤羽)が手掛ける「楽天西友ネットスーパー」では、3月の売上高が「前年同月比で30%以上伸びた」(広報担当者)。

 食材を多く貯蔵するため、冷蔵庫や冷凍庫を大型のものに買い替える動きもある。在宅勤務や学校の休校を受けて、3食すべてを家で食べるようになれば、ストックしなければならない食材の量も増える。ビックカメラによると「2月末の休校要請から冷凍庫単体や少し大きめの冷蔵庫への買い替え需要が高まっている」(IR・広報担当者)。

 とはいえ、いきなり冷蔵庫を買い替えるのは出費がかさむうえ、生協などの宅配に加盟することにハードルを感じる人も少なくない。


議論のテーマ

 あなた(家族含む)はスーパーなどへの買い出しを「3日に1回」とする要請を実現できそうですか。また、実現できそうにない場合、どのようなことが障害となっているでしょうか。

 実現できると回答する方は、そのための工夫なども併せてコメント欄にお寄せください。

【コメント投稿の方法】

あなた(家族含む)はスーパーなどへの買い物を「3日に1回」を実現できると思いますか? 以下の3つから選んでください。

(1)できる
(2)できない
(3)よく分からない

「3日に1回」を実現できると回答する方は、どのような工夫や取り組みをする(している)のか、また実現できないと回答する方は、どのような点が障害になりそうかについても、ご意見をお寄せください。