全1049文字

新型コロナウイルスの感染が拡大する中で安倍晋三首相が表明した全国の小中学校と高校、特別支援学校の臨時休校の要請について、皆さんのご意見を募集します。コメント欄にて、一斉休校に「賛成」または「反対」のご意見と、その理由をお寄せください。

安倍首相の突然の休校要請に学校側も困惑(写真:PIXTA)

 新型コロナウイルスが拡大する中、安倍晋三首相は2月27日、3月2日から春休みにかけて、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請する考えを表明した。「要請」という形をとっており、実際に休校するかは学校や地方自治体の判断となる。突然の表明に「感染拡大を抑えるためには必要」との声もある一方、授業時間不足や、自宅に残る子どもの世話をする保護者の働き方も含めて懸念の声も聞かれる。学校を所管する自治体の対応も分かれている。

 「ニュースを見てびっくりした。仕方のないことだけど、うちに子ども1人だけを残していくのは不安だし、どうしようか考えている」。東京都足立区に住む女性(31)は思案する。女性は夫と小学2年生の男児の3人暮らし。夫は日中は都内で会社員として、自身もパートに出ている。「子どもをどこに預ければいいのか」。突然の政府の方針に戸惑いを隠さない。

 東京都練馬区では2月28日、3月2日から春休みまで98校の小中学校を臨時休校することを決定した。卒業式や修了式は児童生徒が登校することになるが、卒業式は来賓の出席を取りやめたり、合唱の一部を取りやめたりするなど規模縮小や時間短縮を図る。

 授業時間の不足も考えられるが、区教育委員会の担当者は「年度をまたいで指導に組み込んだり、卒業生には課題を出したりするなどして対応することを検討している」と説明。学童保育などを開設し、「共働き世帯などの子どもの居場所確保に努める」(担当者)という。

 杉並区でも、3月2日から春休み開始前日までの臨時休校を決定。練馬区と同様に卒業式や修了式は各学校で予定していた日に規模縮小や時間を短縮して行うことを各学校に通知した。教育委員会の担当者は「卒業式などの開催も今後の状況を見て対応することになる」と話す。

 一方で金沢市では3月2日からの一斉休校を見送る。山野之義市長は会見で共働き世帯や企業などへの影響を懸念。市教委によると、「2日からの休校は行わないが、3日以降の対応については現在検討中。休校の考え自体を否定しているわけではなく、状況を見て適切な判断をしていきたい」と説明する。

 一斉休校の要請に賛成か、反対か。賛否の理由も含め、コメント欄にご意見をお寄せください。