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7/17の課題(51/100)

着任3日目。コールセンターにDさんに関する苦情申出が入った。お客様からは「とにかく責任者から連絡ほしい、責任者とだけしか話をしない」とのことだった。まずは状況確認をしようとDさんに電話をかけたが「そのお客様には今日午前中に会ってきましたが、特に思い当たる節はありません。いま他のお客様のところに到着したばかりですので、一旦お電話を切ってもよろしいでしょうか」と言う。あなたなら、どう対応しますか?


7/18の課題(52/100)

着任してから1週間、あなたは “結果的に”職員対応に追われる日々を過ごしました。これまでの課題を振り返りつつ、来週からは何に気を付けて営業部経営に臨むか、自分の考えを述べて下さい。

1日1問の課題に向き合い、考える癖をつけましょう。アビームコンサルティング、エイベックス、AGC、キリンホールディングス、凸版印刷、日本生命、ライオンの7社が、毎日1問、100日で計100問の課題を出題し、各社の強みを伝授します。読者はコメント機能を使ってその議論に参加できます。営業力や発想力、ヒット商品の作り方──。この連載を通して、明日からビジネスの現場で使える知識や考え方を学びましょう。

 100日養成塾も今回で折り返し。前半最後の第5弾は日本生命から「リーダーシップ」を学ぶ。

 同社は2019年7月4日に創業130年を迎えた老舗生命保険会社だ。全国約1500の営業拠点を構え、約5万人の営業職員が顧客一人ひとりを訪問して保険商品を提案し、契約内容など様々な相談に応じる。拠点数、営業職員数ともに生保業界国内トップである。

(写真:PIXTA)

 その拠点で数十人程度の営業を統括するのが営業部長だ。それぞれの営業部には20代から80代まで幅広い年齢層の職員が働く。営業パーソンそれぞれのモチベーションを高め、顧客満足と売上高を最大化するのが部長のミッションである。様々な人間関係や顧客の中で、部長には毎日のように想定外の出来事が起こる。個性ある職員のチームワークを最大化するため、卓越したリーダーシップが求められる。

 メンターとなるのは、これまで50人以上の職員を束ね、7年間営業部長を務めてきた平田純一朗氏。社長表彰など全国的な表彰を数多く受賞してきたエース級の営業部長である。現在は東京本部にて、1500の拠点と5万人の営業職員を統括。自身の部長経験を生かし、会社全体の企画・運営を担う。

メンターからのコメント

平田 純一朗
日本生命保険相互会社 業務部 新活動開発課長 兼 地区エリア開発課長
皆さんの中には入社3-4年で部下を持つ方もいるかもしれません。そして、ゆくゆくはチームのリーダーになることもあると思います。昨今、RPAやAIなどデジタル化が進み、日本生命の5万名の職員もAIが登載されたタブレット端末で営業活動を行っています。しかし、どれだけツールが進化しても、組織を率いるリーダーは「人と人のつながり」を大事にすることが不可欠です。多様な人材の多彩な活躍を目指す中で、あなたは何を大切にしますか。ウェットでリアルな人間ドラマを学んでほしいと思います。

 さあ、ケーススタディで示した個性派ぞろいの営業職員を前に、あなたはどんなチームを形成するか。日々の課題と人間ドラマを見ていこう。