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6/13の課題(28/100)
10日間を振り返り、プロ―モーションをするときに必要な視点、心構えは何だと考えるかを自由にコメントしてください。
1日1問の課題に向き合い、考える癖をつけましょう。アビームコンサルティング、エイベックス、AGC、キリンホールディングス、凸版印刷、日本生命、ライオンの7社が、毎日1問、100日で計100問の課題を出題し、各社の強みを伝授します。読者はコメント機能を使ってその議論に参加できます。営業力や発想力、ヒット商品の作り方──。この連載を通して、明日からビジネスの現場で使える知識や考え方を学びましょう。

 プロモーションを取り巻く環境は急激に変化している。長らくプロモーションといえば、テレビコマーシャルや新聞広告などで商品を認知させ、店頭で購入させるものというのが一般的だった。デジタル化が進み、今ではEC(電子商取引)サイトの普及で商品の認知と購入までの時間が短くなり、一方ではテレビ・新聞離れが進みSNSが台頭。電通が今年2月にまとめた2018年の国内総広告費の統計によれば、ネット広告は5年連続の2桁成長で1兆7589億円となり、地上波テレビ広告(1兆7848億円)に肉薄している。

 定石が揺らぎかねない時代に、今回はプロモーション戦略の神髄を学ぶ。出題者は凸版印刷だ。

 同社は、売上高の約6割をプロモーションを含む情報コミュニケーション事業で稼いでいる。「印刷」という技術を「情報を伝える」技術と捉え、ビジネスを拡大させてきた。特に、パッケージや、店頭に並ぶ店頭販促物(POP)など消費者との接点に強みがある。企業が売りたいモノの商品情報を加工し、メディアを作って情報を伝達する同社から「プロモーション戦略」を学ぶ。

(写真:PIXTA)

 メンターを務めるのは、スペシャリストである情報コミュニケーション事業本部の課長4氏。得意領域の異なる4氏が「カルテット」を組み、プロモーション戦略を広くカバーする。