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「生涯年収3億円以上」を稼げる人と、そうでない人

 「田中が勝手に作ったチェックシートだ、なんの根拠もない」と憤慨する人もいるかもしれません。

 ただこのチェック項目には、一定の根拠があるのです。

 というのも実は私は、数年前から「生涯年収3億円以上」を稼いでいる人たちにインタビューを重ねてきました。それを分析し、彼ら・彼女らに共通する行動特性を抽出してまとめたのが、先ほどのチェック項目だったのです。

 ではこの「生涯年収3億円」とはどんな基準なのでしょうか。

 現在、大卒男性の生涯年収は2億7000万円、大卒女性の生涯年収は2億1670万円とされています。高卒男性の生涯年収は、2億730万円、高卒女性の生涯年収は、1億4640万円です。

 つまり普通に働き続けていたら、私たちの多くは「生涯年収3億円」を稼ぐことはできません。特にチェックの数が少ない人は、現状のままでは平均以下の稼ぎしか期待できないでしょう。

 ただ、この生涯年収の格差がどこから生まれるかというと、この差は学歴によるものではなく、日頃の行動習慣の総体的な蓄積から生まれるものだと、私は感じています。

 テクノロジーの発展した現代社会は、誰もがいつでもどこからでも学べる時代です。学びを深めながら働いていく人と、目の前の仕事をただこなすだけの人。この両者にあるのは「行動格差」なのです。

 行動習慣は、意識をすれば誰でも変えることができます。歯磨きをするように、日常的なルーティンに組み込むことができれば、あなたの生涯年収は3億円を超える可能性は高くなる。

 そして、このチェック項目のような生き方をしている人は、「プロティアン・キャリア」を構築する土台が整っているとも言えるのです。

 プロティアン人材特有の行動特性を持ち、日々、実践し続けているからこそ、結果的に年収が上がっていく。そういう関係なのです。

 プロティアン人材に、先天的な要素はいりません。生活の中で、さらに言えば普段の仕事の中で行動を変え、進化することができる。後天的に身につけられるのです。

 今回は、そもそもあなたが「プロティアン人材」になれるのかどうか、その「土台」がどのくらい整っているのかをチェックしました。そして次回以降、本格的に「プロティアン人材」になるための講義を進めていこうと思います。

 皆さんは、「プロティアン人材」について、どんなことが知りたいですか。是非とも意見を聞かせてください。