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現在の議論のテーマ
あなたが身近に感じる中小規模店舗の課題や無駄はどこにあると考えますか? あなたの身近な人手不足をどうやって解消しますか?
市場環境の変化が激しく、新しい価値を創造し続けないと企業が生き残れない時代。正解がない中で企業は新規事業の開発にしのぎを削っています。本シリーズは、新陳代謝を繰り返し成長してきたリクルートと一緒に、新規事業を開発する術について議論を続けます。

 第4回は「人手不足」をテーマに新しいビジネスの芽を生み出していきます。簡単に人材を採用できない時代になりました。人が採れない状況下で、どうやって不足感を解消するのか。そのアイデアを一緒に考えていきましょう。

(写真:PIXTA)

 深刻な人手不足が続いています。特にコンビニエンスストアでは、人手不足で店員の確保が難しくなり、24時間営業を維持するために店長自ら長時間労働せざるを得ない状況が問題視されています。世耕弘成経済産業相は4月5日、コンビニ8社と会談し、人手不足や長時間労働の解決に向けた計画作成を要請しました。

 小売店や飲食店などの中小店舗では、人手不足が大きな経営課題となり「どう業務を効率化するか」にオーナーが頭を悩ませています。

 人手不足による倒産も相次いでいます。東京商工リサーチが5日に発表した調査によれば、2018年度の人手不足関連倒産は400件で調査開始以来、最多。特に、人手確保が困難で事業継続に支障が生じた「求人難」型が前年度比2.6倍、人件費のコストアップから収益が悪化した「人件費高騰」型が同2.1倍と際立っています。

 今回はこの人手不足を解消するためのアイデアを皆さんから募集します。

 議論のヒントとするのは、リクルートの新規事業「Airシフト」。シフト表の作成だけでなく、店舗のスタッフとのコミュニケーションも一元化するシフト管理サービスで、2018年4月のサービス開始以来、中小店舗からの採用が急増しています。

 Airシフトのアイデア提案からサービス化までの道のりには、「人手不足をどうビジネス化するか」に対するヒントが詰まっています。どうやって無駄を見つけるか、その無駄を解決するためにどんな価値を提供すればいいのかーー。

 次ページ以降に、Airシフトの発案者でありサービス責任者を務める沓水佑樹氏のインタビューを掲載します。沓水氏には、コメント欄で読者との議論に参加していただきます。

[議論のテーマ]「人手不足」をビジネスチャンスに変える
  • 4/10-11 あなたの身近な中小規模店舗の課題や無駄はどこにある?
  • 4/12-15 もしあなたが店舗の店長だったら、どの課題・無駄を優先的に解決したいと考えますか? その理由は?
  • 4/16-17 議論してきたニーズに対して、どのようなサービス提案ができるでしょうか? あなたのアイデアやビジネスプランを教えてください。そのサービスの「楽しさ」がどこにあるかを中心にコメントをお願いします。