各業界をよく知る第一線のゲストに話を聞きながら、今後、その業界がどう変わっていくかを探る「入山・安田の業界未来図鑑」。このシリーズではボストンコンサルティンググループ(BCG)前日本代表の御立尚資氏、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身で退社後、非営利法人(NPO)のクロスフィールズを立ち上げた小沼大地氏をゲストに招き、外資系コンサルティング業界について議論を進めている。
今回の議題は外資系コンサルの未来。AI(人工知能)の浸透などビジネス環境が激変する中で、これから先もクライアントに価値を提供し成長・発展していけるのか。人員を増やし事業を拡大したり、ビジネスモデルそのものを変えたりと、既に変容を始めたコンサルティング業界だが、未来に向け、さらに機能も組織も大きく変えるチャレンジに迫られている状況が浮き彫りになった。
(取材・構成=小林佳代)