台風19号による被害を受け、議論開始を延期しておりました。
被害を受けた方々にお見舞い申し上げるとともに、議論を再開させて頂きます。
地方創生と言われて久しいが、東京への一極集中状態に歯止めがかからない。総務省の2018年の人口移動報告によると、東京圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)は転入者が転出者を上回る「転入超過」が13万9868人。それだけ東京圏に人が流れ込んでいることになる。日本人に限れば、東京圏は23年連続の「転入超過」だ。


地方の定住者が減ると、税収が減り自治体の運営すら立ち行かなくなる。そこで注目されているのが「交流人口」という考え方である。地域への滞在者を増やし、宿泊や食事、土産物の購入などを通じて地域経済を活性化する狙いだ。
実際、こんなデータもある。定住人口1人あたりの年間消費額125万円ほど。旅行者の消費に換算すると外国人旅行者8人分、国内旅行者(宿泊)25人分、国内旅行者(日帰り)80人分にあたる。
もっとも、観光名所を整備すれば交流人口が増やせるわけではない。JTB総合研究所によると、20歳代ほど「地域の活動に参加するなど積極的に交流を持ちたい」「地域の産業についてより深く知りたい」と考えているという。人と人の触れ合いが大切になるわけだ。JTB総合研究所企画調査部の早野陽子主任研究員は「地産地消の食事やスイーツを食べ、お店の人とちょっとした会話を楽しみながらのんびりするといったことへのニーズは高まっている」という。
皆さんも、個人でできる地方創生への貢献について考えてみませんか。


プログラムの進行予定
お題は以下のように進んでいきます。2週間にわたって、皆さんの意見を募集します。
12月9日(月): | 地方へ旅に出かけるとしてどのようなことがしたいですか。 |
12月11日(水): | 目的地でどのような楽しみがあれば参加してみたいですか。新潟県を例に考えてみましょう。 |
12月13日(金): | 目的地までの楽しみはどうつくりますか。 |
12月16日(月): | 目的地に何回も通おうと思ってもらうにはどうすれば良いと思いますか。 |
12月18日(水): | これまでに出てきたアイデアをどう広めますか。 |
12月19日(木): | まとめ |