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航空会社のマイレージを使い、どのように社会を豊かにすることができるでしょうか。消費者がお得感を感じつつ、サービス提供企業はもちろん、地域や日本にとってもうれしい「三方良し(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のサービスを考えてみましょう。
(写真:PIXTA)
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 航空会社のマイレージや各企業などが提供するポイントサービスをどのように活用できると思いますか。矢野経済研究所が2018年に公表した調査結果によると、17年度の国内ポイントサービス(マイレージ含む)の市場規模は1兆7974億円でした。22年度には2兆2674億円まで拡大すると予測しています。1社独自のポイントだけでなく、他社とも共通して使える共通ポイントも広がりを見せているそうです。

 提供する企業としては、ポイントの提供は、ポイント付与による販促はもちろん、販売データとポイントカード所有者のデータ分析でマーケティングに活用できるという利点もあります。

 今回は全日本空輸(ANA)のグループ会社で「ANAマイレージクラブ」を運営する「ANA X」とマイレージの活用策を考えていきます。ANAマイレージクラブの会員数は延べ3300万人以上、マイレージをためることのできる提携企業は約3700社に広がっています。マイルは航空券や商品に交換できるだけでなく、環境保護活動や災害復旧への寄付にも活用されています。利用者がお得感を感じながら、さらには社会を良くするマイレージ・ポイントサービスを考えていきましょう。もちろん、提供する企業が何らかのメリットを持つことも必要です。「三方良し」を忘れずに取り組んでください。

プログラムの進行予定

お題は以下のように進んでいきます。2週間にわたって皆さんの意見を募集します。

6月24日(月): マイルやポイントをためていますか。マイルはどのような方法でためて、何に使っていますか
6月26日(水): マイルやポイントをためるのはどのようなきっかけですか
6月28日(金): どのくらいのマイルであれば、寄付など社会貢献に使いますか
7月1日(月)~: たまったマイルで社会を良くするアイデアを出してください
7月4日(木): アイデアに投票
7月5日(金): 講評

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