
VR(仮想現実)をどのように活用できると思いますか。VRは五感(特に視覚、聴覚、触覚)に働きかけ、バーチャルな空間に入り込んでしまう感覚を得られるものです。アトラクション施設やライブ映像、観光案内所などで体験したことがあるかもしれません。
VR市場はさらなる拡大が見込まれています。調査会社のIDCジャパン(東京・千代田)が2018年12月に公表した推計によると、AR(拡張現実)とVRの関連市場は世界で2022年に18年比で約10倍の1223億ドル(約13兆2千億円)になるとしています。国内でもMM総研(東京・港)が17年に公表した調査によると、VR関連のコンテンツ市場は16年度の27億円から21年度には710億円に、関連機器も同じ期間に55億円から1046億円に増えると推計していました。
今回はNTTドコモと一緒に日本が直面する高齢化社会でのVRの使い方を考えましょう。少子高齢化社会では、例えば共助の必要性や人手不足といった課題が挙げられています。NTTドコモは臨場感あるスポーツ観戦や観光案内、さらにはVRとアバターを組み合わせたテレビ会議を開くシステムなどを提供しています。新たな技術を使うことで、どのように生活を豊かにできるでしょうか。アイデアをお待ちしています。
プログラムの進行予定
お題は以下のように進んでいきます。2週間にわたって皆さんの意見を募集します。
6月10日(月): | VRを使ったことがありますか。皆さんの体験を教えて下さい |
6月12日(水): | VRの強みは何だと思いますか |
6月14日(金): | 高齢化社会の課題は何だと感じていますか。議論テーマのVRの生かし方を見つけるための前提条件を考えてみましょう |
6月18日(火): | 皆さんの意見を踏まえて生かし方のテーマを設定したいと考えています。具体的にどのような分野で活用できそうか、提案して下さい |
6月19日(水)、20日(木): | アイデアを考える上でのヒント |
6月21日(金): | VRをどのように高齢化社会の課題解決に生かせると思いますか。NTTドコモと考えてみましょう。 |