
皆さんは日常の食事について意識していることはあるでしょうか?
おいしい食事は幸せを感じさせてくれますが、食事から取る栄養は健康的な生活を送るためにも欠かせません。
今回は若年世代がバランスの良い食事の重要性を意識するようになるにはどうすればよいかを考えていきます。
若年世代の「やせ」や低栄養が課題になっていると耳にしたことはあるでしょうか。
国は死亡率や疾患発症率などを基に目標とするBMI(㎏/㎡)の範囲を18~49歳で18.5~24.9としています。
一方、厚生労働省の2017年の「国民健康・栄養調査」によると、目標BMIを下回る20代女性は5人に1人(21.7%)にのぼります。
エネルギーの摂取量については、国は1日当たり20代女性で1950㎉程度必要と示していますが、実際には約1700㎉の摂取にとどまっていました。
また朝食に何も食べない20代女性は14%で、全ての世代で最も高くなっています。
栄養不足の状態が続くと、骨粗しょう症や生活習慣病につながる可能性が高くなるとの指摘もあります。
20代男性も他人事ではありません。約1割が目標BMIを下回る一方、4人に1人は上回っています。
大学生ら若い世代がバランスの良い食事の摂取の大切さに気付くにはどうすればよいか、議論をしていきましょう。
プログラムの進行予定
お題は以下のように進んでいきます。2週間にわたって、皆さんの意見を募集します。
5月20日(月): | 1日何食で、食事を取るときにどんなことを気にしますか? |
5月22日(水): | 食事を取る際に適切なエネルギー摂取や栄養バランスについてどの程度気にしていますか。 |
5月24日(金): | 食事を抜いたことで困ったエピソードはありませんか。なぜバランスの良い食事が大切だと思いますか。27日(月)までに考えてみてください。 |
5月28日(火): | あなたは、どんなきっかけがあれば食を考えるようになりますか。 周囲の人が食や栄養に気を付けなくては、と意識するにはどういった働きかけが効果的だと考えますか。 |
5月30日(木): | 【お題】若い世代の人が食の大切さに気付くために、皆さんはどのようなことを考えますか。 |