昭和の後半から平成にかけて、日本は様々な難題に直面することとなった。1973年の変動相場制移行に始まり、今日まで日本経済をたびたび“苦しめてきた”円高。80年代のバブルと、その崩壊で90年代に残った後遺症への対応も大きな重しとなった。