2013年、女性銀行員の組織との葛藤を描いた『スコールの夜』で第5回日経小説大賞を受賞し、作家デビュー。ほかに『家族計画』など。大蔵省(現財務省)入省後、金融庁、内閣官房などで勤務。国立印刷局理事長時代に、渋沢栄一の新1万円札などの改刷に携わった
※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。
2013年、女性銀行員の組織との葛藤を描いた『スコールの夜』で第5回日経小説大賞を受賞し、作家デビュー。ほかに『家族計画』など。大蔵省(現財務省)入省後、金融庁、内閣官房などで勤務。国立印刷局理事長時代に、渋沢栄一の新1万円札などの改刷に携わった
※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。
小説 国産紙幣誕生
2022.05.27 国産新紙幣の仕様を決めた紙幣局長・得能良介だが、安堵する間もなく西南戦争が勃発。軍費のための紙幣増産に忙殺される中、同郷の盟友・西郷隆盛の自…
小説 国産紙幣誕生
2022.05.20 西南戦争の軍費を賄うため紙幣の増産に追われる中、国産第一号となる国立銀行紙幣、通称「水兵札」が完成した。予想を超える仕上がりに一同が感嘆する…
小説 国産紙幣誕生
2022.05.13 国産第一号となる国立銀行紙幣と、肖像画入り政府紙幣の仕様が固まった。内務卿・大久保利通に報告し、得能が安堵したのもつかの間、鹿児島で西郷隆盛…
小説 国産紙幣誕生
2022.04.28 明治10年1月、紙幣寮は大蔵省紙幣局と改称し、純国産の政府紙幣づくりに着手した。世界の先端を行く肖像画入りの紙幣が企画されたが、候補は神功皇…
小説 国産紙幣誕生
2022.04.22 娘の清子とその夫の西郷従道、妻の富樹子を完成間近の紙幣寮印刷工場に案内した紙幣頭・得能良介は、対立する2人の盟友、大久保と西郷につかの間、思…
小説 国産紙幣誕生
2022.04.15 従来の方針を覆し、大蔵省紙幣寮は自らの手で新しい紙幣の用紙を抄造することを決め、東京・王子に抄紙工場を完成させた。キヨッソーネらの指導で印刷…
小説 国産紙幣誕生
2022.04.08 民間から買い上げる方針を180度覆し、政府直営の抄紙工場を東京・王子に建てることを決めた紙幣頭の得能良介。お雇い外国人、キヨッソーネの熱心な…
小説 国産紙幣誕生
2022.04.01 「銀行券を発行する際の条件である金(正貨)との兌換(だかん)を、政府紙幣との兌換でかまわないことにしていただきたいのです」渋沢が求めてきたの…
小説 国産紙幣誕生
2022.03.25 昼下がりになると雪がちらつき始めた。薩摩の温暖な気候で育った得能は寒さが苦手である。外套の襟元をかき合わせながら門をくぐると、門番が慌てて立…
小説 国産紙幣誕生
2022.03.18 大隈重信大蔵卿と大久保利通内務卿のトップ会談によって、難航していた紙幣寮の新工場建設についに裁可が下った。建設開始に向けた準備が進む明治8年…
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(有料)会員の方はこちら
ログイン日経ビジネス電子版有料会員になると…
専門記者によるオリジナルコンテンツが読み放題
著名経営者や有識者による動画、ウェビナーが見放題
日経ビジネス最新号&9年分のバックナンバーが読み放題