1953年大阪生まれ。東京藝術大学および同大学院で彫刻を学ぶ。若いときに仏像の古典技法と修復事業に携わり、その経験を活かした独自の木彫技法を用いて、日本人の自然観や仏教的世界観を「童子」というキャラクターで表現している彫刻家。さまざまなメディアを通じて行う分かりやすい仏教や仏像、文化論には定評がある。現在、東京藝術大学大学院教授(文化財保存学)、同学副学長。
◇主な著書
『京都 傑作美仏大全』(エイ出版社) 2018
『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』(KADOKAWA/角川学芸出版) 2015
『仏像礼讃』(大和書房) 2015
◇関連リンク
籔内佐斗司の世界
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