1983年大阪府生まれ、38歳。大阪桐蔭高校野球部でエースを務めるも、2年生の冬に1型糖尿病を発症。関西大学を経て2005年にプロ野球の大学生・社会人ドラフト希望枠で阪神タイガースに指名され入団。最速151kmの速球に多彩な変化球を持つ左腕として活躍した。09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出され、日本の連覇に貢献。「1型糖尿病の希望の星」として16年間の現役生活を経て、21年に引退。通算成績は200試合登板で60勝82敗。引退後はプロ野球の解説や評論活動、阪神球団のコミュニティアンバサダーを務めつつ、22年にFamily Design Mを起業。1型糖尿病に関する啓蒙を続ける。(写真=山田 哲也)
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