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 ピニェラ氏は、こうした変更が「新たな時代」の幕開けを告げるものだと主張する。同氏は2018年の就任時には「より良き時代」を約束していた。同氏がどれほどの新機軸を打ち出すのか、また、国政に反感を抱くチリ国民がその方針に満足するのかは不明だ。

 暴力的な行為は減少したものの、今でも続いている。抗議に参加する人々の一部はピニェラ氏の辞任を求める。同氏は30日、サンティアゴで開かれる予定だった第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)、およびアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表した。国内の秩序を回復し、国民との対話に専念したいという。