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アマゾンは、スタートアップのオーロラへ出資することを発表し、自動運転技術の開発競争に参入する。配送や物流の現場に自動運転技術を活用すれば、より効率的でスピーディーな物流網の確立が可能となる。しかし、自動運転技術にはグーグルやテスラなど、あらゆる大手企業が投資しており、競争は激しくなる一方だ。

オーロラはカリフォルニアとピッツバーグで自動運転車の走行試験を行っている(写真=ロイター/アフロ)

 シリコンバレーのスタートアップ、オーロラ・イノベーションがこのほど実施した資金調達に、出資者の一人として手を挙げた米アマゾン・ドット・コムは、いよいよ自動運転車の開発競争に参入する。今回オーロラが新たに調達した額は5億3000万ドル(約581億6000万円)だった。

 アマゾンは、できるだけ早く顧客に荷物を届けるには何をすべきかを常に考え続けていて、自動運転車を配送や物流に活用する方法を模索している。

 今回の出資に関し、同社は次のようにコメントした。「我々は革新的かつ顧客を重視する企業への投資を常に検討している。オーロラは我々の条件に合致する企業だった。自動運転技術は従業員や提携先企業の仕事をより安全なものにするだけでなく、生産性をも向上させる。配送センターや路上での仕事に関しても同様のことが言えよう。今後の可能性に期待している」