女性の年収をランキングしたところ、総合商社や外資系企業が上位を占めた。男女賃金格差の開示も迫り、日本企業は一段とシビアな目線にさらされそうだ。

(写真=Masafumi Nakanishi/Getty Images)
(写真=Masafumi Nakanishi/Getty Images)

 2023年3月期からの有価証券報告書に「男女の賃金格差」についての開示が義務付けられ、賃金格差を巡る問題はますます関心が高まりそうだ。日経ビジネスは社員口コミサイトを提供するオープンワーク(東京・渋谷)の協力を得て、女性の年収に関するランキングを作成した。同社で一定以上の口コミを集められた企業が対象のため、「絶対的順位」ではなく、全体の傾向をつかむために見ていただければ幸いだ。

注:社員口コミサイト「OpenWork」に投稿された正社員による会社評価レポートのうち、女性について一定数の年収データを持つ約520社、約3万3000人を対象データとして調査した。データは2023年2月時点。平均値ではなく独自のアルゴリズムで各年齢時の年収を推定。年収推移ランキングは25歳/30歳/35歳/40歳の全ての年齢で推定が可能だった企業からランキングを作成した
注:社員口コミサイト「OpenWork」に投稿された正社員による会社評価レポートのうち、女性について一定数の年収データを持つ約520社、約3万3000人を対象データとして調査した。データは2023年2月時点。平均値ではなく独自のアルゴリズムで各年齢時の年収を推定。年収推移ランキングは25歳/30歳/35歳/40歳の全ての年齢で推定が可能だった企業からランキングを作成した
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この記事はシリーズ「女たちの賃上げ 年収・昇進・起業の壁を壊せ」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。