個人生計維持から自己成長の手段へ

 働き手にとっても、副業の持つメリットは大きい。

 副業がもともと持つ意味合いは、収入源を補う手段、いわゆるダブルワークの色彩が濃いものだった。それは今でも変わらない。リクルートワークス研究所が約5万人の労働者を対象に毎年実施している「全国就労実態パネル調査」を見ると、21年、副業の目的として最も多いのは「生計を維持するため」(49.4%)だった。

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