多様性の起点はコミュニティー

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 1999年のe-ワーク(在宅勤務)制度、2004年の裁量勤務、短時間勤務制度、さらに11年の施設内保育所の開設など、日本IBMには社員の声から生まれた制度が数多くある。「人事や会社側が企画したものより、当事者の要望に応えて作られた制度が圧倒的に多い」(福地敏行副社長)

 決して大きくない社員一人ひとりの声を経営まで届ける仕組みがうまく機能している。起点となるのは、社員が組織する「コミュニティー」の存在だ。ここで交わされる議論や提言に会社側は注意を払い、積極的にその活動を支援してきた。

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この記事はシリーズ「産める職場の作り方 人口減少は企業が止める」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。