自分は孤独なのだろうか。国内外で活用されている手法を用い、簡易的に孤独度を自己診断できるシートを作成した。専門家によるアドバイスとともに役立ててほしい。

(写真=PIXTA)
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 「孤独を感じていますか」。こう聞かれてあなたはどう答えるだろうか。家族や友人に囲まれているから大丈夫。同僚や部下と定期的に飲みに行く自分は孤独とは無縁だ──。そんな考えの人も多いかもしれない。その半面、PART1で見てきたように孤独は企業活動における重要な問題になりつつある。

 案外、主観的な質問だと本当に自分が孤独かどうか、実態が見えてこない側面もあるはずだ。そこで、本誌は孤独度を簡易的に知ることができる「セルフチェックシート」を作成した。

(イラスト=macrovector/freepik)
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 基にしたのは「UCLA孤独感尺度」と呼ぶ、世界で広く使われている手法の日本語版(第3版)。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のダニエル・ラッセル教授が、孤独という主観的な感情を数値化するために考案した。直接「あなたは孤独を感じますか」と聞くのではなく、いくつかのシチュエーションと結びつけた間接的な質問から構成される。

 上の図の通り、「自分には人との付き合いがないと感じることがありますか」「自分は取り残されていると感じることがありますか」「自分は他の人たちから孤立していると感じることがありますか」という3つの質問に対して、「決してない」から「常にある」まで1~4点の4段階で自己評価。その合計点が高くなればなるほど、孤独度が強いことになる。誌面に○印や合計点を書き込んで、チェックしてみてほしい。

 便宜上、合計点が10~12点の場合は「重度」、7~9点は「中度」、4~6点なら「軽度」の孤独状態にあると分類した。文末には、分類ごとの対応策としてパーソル総研の小林祐児氏からのアドバイスも掲載している。

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この記事はシリーズ「孤独が会社を蝕む リモート時代の幸福経営」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。