
中小企業が多いためその実態が見えにくい「ゾンビ企業」。一体、どのような企業群なのか。帝国データバンクの資料を基に横顔をみていこう。
業種別の構成比をみてみると、最も多いのは建設の34.3%で、製造(20%)、卸売り(18.9%)が続く。新型コロナウイルス禍の前から人手不足の影響が直撃していた建設は2011年度の55.2%から低下した。

代わりに増加しているのが製造、卸売り、小売り、サービスなどだ。外出自粛や供給制約の影響が直撃した、いわゆる「コロナ業種」でゾンビ化が進んだことがうかがえる。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り318文字 / 全文570文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「増殖ゾンビ企業 コロナ融資の後遺症」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?