事業に全力投入、移住に道

 退職後に稼げる保証はなかった。実際、15年のわしょクックの売上高は100万円前後で、会社員時代の収入の10分の1以下に落ち込んだ。

 それでも夫の稼ぎや失業保険に支えられ、会社を辞めた分だけ時間もエネルギーもわしょクックに全て注いだ。教室の開催頻度を高め、サービス内容も充実させ、翌年の売上高は500万円に増えた。夫が会社を早期退職し、わしょクックに加わった17年には1000万円超まで成長した。

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この記事はシリーズ「くすぶるな50代 「生涯現役」への分岐点」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。