【先着500人に無料公開!】日経ビジネスは登録会員限定「無料開放」キャンペーンを実施中。評判の高かった特集記事を毎日1本ずつ、先着500名様に無料公開します。12月12日(月)~12月16日(金)は「なぜ世界はEVを選ぶのか」特集です。
- 私がEVを買った理由 補助金と燃料高で「EVは安い」に現実味 12月12日(月)17時~
- EVシフト、もう一つの主役 脱炭素迫られる企業が「まとめ買い」 12月13日(火)17時~
- フォードの決断、VWの深謀 EV大量生産時代へ もろ刃の巨額投資 12月14日(水)17時~
- ボルボ、フェラーリ、VW、フィスカー トップが語る「我が社の選択」 12月15日(木)17時~
- ヒトモノカネを呼び込む 電池・データの巨大市場 12月16日(金)17時~(今回)
EVの未来に懸けているのは、何も自動車メーカーだけでない。宝の山を生み出す電池産業が、世界中のヒトモノカネを呼び込み始めた。産業構造の転換をクルマだけで捉えていては、未来のチャンスを失いかねない。
世界一の電気自動車(EV)販売比率となったノルウェーで今、電池産業にイノベーションを起こそうとしている日本人がいる。フレイル・バッテリーで最高技術責任者(CTO)を務める川口竜太氏だ。

フレイルは、自前で技術を開発せず、パートナーと共同で電池の量産を目指すというユニークなビジネスモデルを持つ。2018年の創業で、量産前にもかかわらず21年に米ニューヨーク証券取引所に上場。独フォルクスワーゲン(VW)も出資する米電池スタートアップ、24Mテクノロジーズと提携し、23年からノルウェーで定置用電池の生産を始める。その先に狙うのがEV用電池の量産だ。
川口氏はなぜ、異色のビジネスモデルを持つフレイルを選んだのか。そのキャリアや選択の背景に、EV産業の問題点と可能性が表れている。
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