航続距離や充電インフラ、車両コストなど、本格普及には様々な課題が指摘されてきたEV。しかし今、消費者の現実的な選択肢となり、ガソリン価格高騰でその流れは加速している。各国では電池など関連産業でも新工場が相次ぎ、新たなサプライチェーンが生まれつつある。果たしてこれは、一部の国・消費者だけの動きなのか。それとも世界的な潮流か。日本では慎重論も根強いEVシフトがどこまで進んでいるのか。世界の「リアル」を見てみよう。(写真=中尾 由里子)

(ロンドン支局 大西 孝弘、ニューヨーク支局 池松 由香、上海支局 広岡 延隆、小原 擁、薬 文江)

CONTENTS

PART1
私がEVを買った理由
補助金と燃料高で「EVは安い」に現実味

COLUMN
EVシフト、もう一つの主役
脱炭素迫られる企業が「まとめ買い」

PART2
フォードの決断、VWの深謀
EV大量生産時代へ もろ刃の巨額投資

INTERVIEW
ボルボ、フェラーリ、VW、フィスカー
トップが語る「我が社の選択」

PART3
ヒトモノカネを呼び込む
電池・データの巨大市場

日経ビジネス2022年7月18日号 8~9ページより目次