【先着300人に無料公開!】日経ビジネスは登録会員限定「無料開放」キャンペーンを実施中。評判の高かった特集記事を毎日1本ずつ、先着300名様に無料公開します。1月10日(火)~1月13日(金)は「量子の世紀」特集です。

  1. 量子技術を社会実装へ 周回遅れの日本 逆転への布石は打たれた 1月10日(火)12:00~
  2. 図解で分かる、基礎から学ぶ量子技術 「0」と「1」の概念を超え飛躍的に伸びる性能 1月11日(水)12:00~(今回)
  3. 高度な計算、高速処理がビジネスを一変 先駆者たちは始めている 活用事例で見えた効果 1月12日(木)12:00~
  4. 米中が量子覇権争い IBMやアリババも参戦 日本は独自性で存在感を 1月13日(金)12:00~

量子コンピューターとは何か。量子コンピューター誕生の歴史から計算の仕組み、方式の違いなど、基礎の基礎から解説していく。もしIBMの研究所に行ったらどんな質問をしてみようか、そんな気持ちで読み進めてほしい。

 米ニューヨーク市マンハッタンのグランドセントラル駅から電車と車を乗り継いで約1時間。木々が生い茂る見晴らしの良い高台に、米IBMの研究開発の総本山「トーマス・J・ワトソン・リサーチ・センター」はある。中に入ると見えてくるのが、通称「シャンデリア」。同社が開発する量子コンピューターの中枢部のモックアップだ。下の写真は5月下旬、量子コンピューターのメディア向け見学ツアーで撮影した。

 「小学4年生に説明するように教えて!」「ケルビン(温度の単位)って何?」──。ツアーではアジア太平洋地域から渡米した記者たちが熱心に質問を浴びせた。まだ一般的ではない量子コンピューターへの疑問は万国共通だ。

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この記事はシリーズ「量子の世紀 革命に乗り遅れるな」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。