【先着300人に無料公開!】日経ビジネスは登録会員限定「無料開放」キャンペーンを実施中。評判の高かった特集記事を毎日1本ずつ、先着300名様に無料公開します。1月10日(火)~1月13日(金)は「量子の世紀」特集です。

  1. 量子技術を社会実装へ 周回遅れの日本 逆転への布石は打たれた 1月10日(火)12:00~(今回)
  2. 図解で分かる、基礎から学ぶ量子技術 「0」と「1」の概念を超え飛躍的に伸びる性能 1月11日(水)12:00~
  3. 高度な計算、高速処理がビジネスを一変 先駆者たちは始めている 活用事例で見えた効果 1月12日(木)12:00~
  4. 米中が量子覇権争い IBMやアリババも参戦 日本は独自性で存在感を 1月13日(金)12:00~

岸田内閣の看板政策「新しい資本主義」で量子が科学技術投資の筆頭に挙げられた。重視するのは量子技術の社会実装。具体的な成果を上げてさらなる投資を呼び込む。先行する米中に乗り遅れまいと、政官民一丸となって巻き返しに動き出した。

量子未来社会ビジョンで掲げられた社会実装のイメージ
量子未来社会ビジョンで掲げられた社会実装のイメージ
6月7日に開かれた「経済財政諮問会議・新しい資本主義実現会議合同会議」に出席した岸田文雄首相。国家戦略として量子技術開発が明記された(写真=左:共同通信 写真=右:ZUMA Press/アフロ)
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 岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」のグランドデザイン(全体構想)と実行計画が6月7日に閣議決定された。重点投資4本柱の一つである「科学技術・イノベーションへの重点的投資」のなかで、聞き慣れた「AI(人工知能)」を抑え、筆頭に挙げられたのが「量子技術」だ。

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