一方、官僚は「アンチも含めた全ての人がステークホルダーになり得る」(官僚の働き方に詳しい元厚生労働省の千正康裕氏)。あらゆる方面から異見が飛んでくる現場を若い頃から経験するからこそ、調整力を体得できる。

 優れた調整力は「妥協」とは異なる。英コンサルティング大手のブランズウィック・グループの佐藤陽一郎東京オフィスパートナーは「組織の長期的な方向性を定め、目指す未来から逆算して、今守りたい価値に優先順位を付ける」ことだと語る。

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この記事はシリーズ「官僚再興 このままでは国が沈む」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。