改革②
民間人材を生かす
「個の犠牲」に頼らない風土づくり

 「公務にはやりがいと誇りがある。多様な人材を呼び込むことが急務 だ」──。民間企業から転身した官 僚のチームが、省庁改革を提言する ために集結した。その名も「ソトナカプロジェクト」。省庁横断で係長~課長級の17人が参加している。

民間出身で霞が関に新風を吹き込むソトナカプロジェクトのメンバー(右から文科省の西川朋子さん、財務省の片岡修平さん、厚労省の吉井弘和さん、農水省の佐伯健太郎さん)
民間出身で霞が関に新風を吹き込むソトナカプロジェクトのメンバー(右から文科省の西川朋子さん、財務省の片岡修平さん、厚労省の吉井弘和さん、農水省の佐伯健太郎さん)

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