ニッポンの「転勤」が転機を迎えている。これまで企業はポストありきの配置転換やジョブローテーションの名のもと、社員を国内外に送り出してきた。だが、個人のキャリアに対する価値観が変わり、リモートワークも進展。転居を伴う異動は時代にそぐわなくなっている。他方、転勤による人材育成を自社の成長につなげる企業もなお多い。転勤、あなたはどう考えますか?(写真=PIXTA)
(上阪 欣史、白壁 達久、奥平 力、三田 敬大、藤原 明穂)
CONTENTS
PART1
変わる個人の意識
働く場所は私が決める 改革のメス入れる企業
ENQUETE
人事に聞いてみた
採用競争出遅れに危機感、解決策は手探り
COLUMN
「良かれと思う転勤が通用しない」
PART2
かわいい子には旅をさせろ
人と組織を強くする 転勤には効用も