自動車
EV素材高、技術革新迫る

マスクCEO(左)が率いるテスラは原材料価格の高騰をEVの販売価格に転嫁している(写真=左:代表撮影/ロイター/アフロ、右:AP/アフロ)
マスクCEO(左)が率いるテスラは原材料価格の高騰をEVの販売価格に転嫁している(写真=左:代表撮影/ロイター/アフロ、右:AP/アフロ)

 「テスラとスペースXは原材料価格と物流のインフレ圧力に直面している」。電気自動車(EV)大手、米テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は3月14日、ツイッターにこう書き込んだ。翌15日、テスラが「モデル3」など主要な製品を最大10%値上げしたことが米メディアの報道で明らかになった。前の週にも価格を引き上げており、2週連続の大幅な値上げとなった。

 同じ日に中国でも、EV大手の比亜迪(BYD)が乗用車の価格を3000元(約5万6000円)~6000元引き上げると発表した。遠く離れた米国と中国の有力EVメーカーがほぼ同時に値上げしたことは、世界中の自動車メーカーが原材料価格の高騰に直面していることを映し出す。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り4493文字 / 全文6937文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「蘇る冷戦 「2.24」は世界をどう変えるか」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。