【先着300人に無料公開!】日経ビジネスは登録会員限定「無料開放」キャンペーンを実施中。評判の高かった特集記事を毎日1本ずつ、先着300名様に無料公開します。1月23日(月)~1月27日(金)は「解剖キーエンス」特集です。
- 競合出し抜きシェア奪取 利益率は驚異の55% 神出鬼没の営業術 1月23日(月)8時~
- 数字が語る キーエンスの実力 1月23日(月)8時~
- 「1000本ノック」が会社を支える ロープレで磨く提案力 妥協を許さず高稼働 1月24日(火)8時~
- 接待厳禁 キーエンスの豆知識 1月25日(水)8時~
- ローソンや信用金庫も顧客に 次の商機は工場「外」 分析ソフトを外販 1月26日(木)8時~
- キーエンスは現代の「奇兵隊」 原点は「性弱説」 習慣化が強さ生む 1月27日(金)8時~
- 「他社にはまねできない」 中田 有 キーエンス社長 1月27日(金)8時~
キーエンスの強さは人材だが、一人ひとりが傑出しているわけではない。特徴は「弱さ」を見つめて克服し、組織でのパフォーマンスを高めたことだ。その姿は、江戸時代の常識を覆した「奇兵隊」に通じる。

「あの人たちの付加価値はもう人。彼らのすごい提案力です。うちの設備を開発している者たちもコロッとやられるんですわ」。電子部品の雄、村田製作所の中島規巨社長は取引先であるキーエンスの組織力に脱帽する。製造業のデジタル化に詳しい野村総合研究所の小宮昌人主任コンサルタントも「経営層にささる提案力は絶大。キーエンスほど顧客価値の最大化を図れるメーカーは見当たらない」と話す。
1日最低5件以上の顧客訪問、分刻みのスケジュール管理、外出報告書に基づく討議──。キーエンスには受注をもぎ取る方程式がある。その道を極める過程で彼らがこだわってきたのは、「顧客が欲しいというものは作らない」というポリシーだ。
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この記事はシリーズ「解剖キーエンス 人を鍛える最強の経営」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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