日本を代表する製造業としてトヨタ自動車やソニーなどを思い浮かべる人は多いだろう。だが、稼ぐ力や成長力ではるかに彼らを凌駕する企業がある。キーエンスだ。センサーや制御機器など手掛ける製品は地味だが、営業利益率は55%を超える。強さの神髄は、顧客の心をつかむ営業パーソンや人材育成の仕組みにある。キーエンスとは何者なのか。外部にほとんど明かさない、その正体を解剖する。(写真=上:今 紀之、下:metamorworks/Getty Images)

(西岡 杏、上阪 欣史、中山 玲子)

CONTENTS

PART1
競合出し抜きシェア奪取
利益率は驚異の55% 神出鬼没の営業術

COLUMN1
数字が語る キーエンスの実力

PART2
「1000本ノック」が会社を支える
ロープレで磨く提案力 妥協を許さず高稼働

COLUMN2
接待厳禁 キーエンスの豆知識

PART3
ローソンや信用金庫も顧客に
次の商機は工場「外」 分析ソフトを外販

PART4
キーエンスは現代の「奇兵隊」
原点は「性弱説」 習慣化が強さ生む

編集長インタビュー
「他社にはまねできない」
中田 有 キーエンス社長

日経ビジネス2022年2月21日号 8~9ページより目次