日本の流通業の雄、セブン&アイ・ホールディングスがもがいている。かつての“カリスマ”が残した成長戦略が崩れ、停滞から抜け出せない。利益を生めない百貨店や総合スーパーを持つ意味は薄れた。強いはずの国内コンビニ事業も成長の余地はほとんど残されていない。その中で決めた米コンビニの巨額買収は再成長に向けた転機か、苦し紛れの蛮勇か。流通業の革新をけん引してきた巨人はどこへ行こうとしているのか。(写真=Rost-9D/Getty Images)

(江村 英哲、田中 創太、高尾 泰朗、神田 啓晴、ニューヨーク支局 池松 由香)

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日経ビジネス2022年2月14日号 8~9ページより目次