飲食サービスは天候などに左右されるため需要予測が難しく、人材や原材料の過不足による機会損失や余りが出やすい。同社は宅配サービスの膨大なデータを集めて需要予測の精度を高めている。ドライバーの店舗での待ち時間は業界平均で6分ほどだが、同社は90秒未満という。宅配効率を高めると同時に、調理から配達までの時間を短くすることで料理の鮮度向上にもつながる。

 中東は大人数で食事をすることが多く、宅配サービスの利用頻度が高いという。クラウドキッチンとして調理を一手に引き受けることで、キトピの売上高は急伸している。バーラウトCEOは「22年には中東と同程度の人件費でビジネスができる東南アジアにも進出する」と意気込む。

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この記事はシリーズ「孫正義の「資本論」 ソフトバンク、巨大ファンドの内幕」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。