プロセスの強化で時間をかけ、投資機会を失うことはありませんか。
それはありません。今では多くの世界の創業者が、資本政策にビジョン・ファンドを組み込みたがっています。我々の現地従業員がその創業者と関係を構築し、投資の前に6~9カ月ほどその企業の状況を追い、理解を深めます。候補企業が増資を希望するときに、私たちの方も準備ができているというわけです。企業が増資をしたいと言ったときだけ関わるわけではありません。それ以前から関係は始まっています。
インドやサンフランシスコの起業家コミュニティーは、とても密なものとなっています。我々の出資先企業が「これは良い企業だから調べてみるといい」と情報を持ってきてくれることもあります。
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この記事はシリーズ「孫正義の「資本論」 ソフトバンク、巨大ファンドの内幕」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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