世界各国の感染状況を詳しく見ると、「ワクチンの接種率が上がれば新規感染者は減る」という単純な図式では説明できないことが見えてくる。ここで示したのは、人口100万人当たりにそろえた各国の新規感染者数と死者数の推移。ワクチン接種が進んでも感染が収まらない国もあれば、むしろワクチン接種が進んでから感染が拡大した国もある。最新の新規感染者数や死者数で見ると、米国や英国、ドイツなどに比べて2桁小さい日本が際立つ。

<span class="fontBold">2021年9月に英中部バーミンガムで行われた反ワクチン運動の様子。マスクの着用率や飲食店の利用スタイルなどが各国で異なることも感染状況に影響しているとみられる</span>(写真:Shutterstock)
2021年9月に英中部バーミンガムで行われた反ワクチン運動の様子。マスクの着用率や飲食店の利用スタイルなどが各国で異なることも感染状況に影響しているとみられる(写真:Shutterstock)
<span class="fontBold">表示期間は2021年1月1日~11月20日。記載した数値は各国とも11月20日</span><br> 出所:札幌医科大学医学部付属フロンティア医学研究所ゲノム医科学部門のデータを基に本誌作成
表示期間は2021年1月1日~11月20日。記載した数値は各国とも11月20日
出所:札幌医科大学医学部付属フロンティア医学研究所ゲノム医科学部門のデータを基に本誌作成
[画像のクリックで拡大表示]

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り0文字 / 全文203文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「危機は去ったのか 緩む日本、コロナ第6波への戦略」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。