産業構造が激変する中、学ばない人材を抱えることはかえってリスクに。変化対応に最も重要なのは「継続的学習」という研究結果もある。学び続ける風土をつくれるかが、企業の将来を決める。

(写真=vernonwiley/Getty Images)
(写真=vernonwiley/Getty Images)

 小学生向けの塾で算数の先生をしていた西口将一さんは今、エンジニア転職サイトのpaiza(東京・港)でエンジニアとして働いている。

 塾講師時代は午前7時に自習をする生徒のため教室の鍵を開け、午後9時まで生徒らの質問に答えるなど、1日中働きづめだった。教育の仕事にやりがいはあったが、データの入力など業務の非効率さを感じていた。

 教育現場の課題を何とかできないか。西口さんは短期のプログラミングスクールと独学でITスキルを身に付け、未経験ながらpaizaにスカウトされた。現在はウェブ制作などに関わる。

 30代の西口さんに「リスキリングをした」という認識はないという。働きやすさや教育現場に残る社会課題を考えて次のステップを決めた。

「変身資産」を築く

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