米国の産業地図が大きく塗り替えられようとしている。シリコンバレーから企業や人材、マネーが抜け出し、テキサスやアリゾナなどの内陸部で化学反応を起こしつつある。その結果生まれるのが、EVやエネルギーなどの新たな集積地だ。一方のシリコンバレーも、各地の構造変化を加速させる役割を強めている。米国、さらには中国やアジアの現場から、スタートアップ企業の新たな生態系を探る。(写真=Stefania Ziantoni/EyeEm/Getty Images、Yevhen Lahunov/Getty Images)

(ニューヨーク支局 池松 由香、シリコンバレー支局 市嶋 洋平、上海支局 広岡 延隆)

CONTENTS

PART1
米国の地方が熱い
「イーロンの街」誕生? 知られざる産業大転換

PART2
データが語る脱シリコンバレー
企業や人材 次の「黄金郷」へ移動

PART3
シリコンバレー2.0 「広域・分散」という進化

PART4
中国、スタートアップは放任から統制へ 資本でも進む分断

日経ビジネス2021年8月30日号 26~27ページより目次