世界に取り残される

<span class="fontBold">中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は昨年9月22日、国連総会のビデオ演説で2060年までにCO<sub>2</sub>排出を実質ゼロにすると宣言</span>(写真=新華社/アフロ)
中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は昨年9月22日、国連総会のビデオ演説で2060年までにCO2排出を実質ゼロにすると宣言(写真=新華社/アフロ)

 2060年までに二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする──。昨年9月22日、国連総会で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は高らかに宣言した。気候変動政策で世界の先頭を走る欧州連合(EU)は、19年12月の首脳会議で、50年に域内で排出される温暖化ガスを実質ゼロにすることで合意済み。「日本の炭素中立目標の発表は待ったなしとの危機感が強まった」(政府の動きに詳しい関係者)

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この記事はシリーズ「2050年目標の理想と現実 脱炭素は本当に可能か」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。