デジタルで目指す基軸通貨

質への転換を進める中国が描くのはどのような未来なのか。第14次5カ年計画には「人民元国際化の慎重な推進」という目標が盛り込まれた。そのための重要なツールになりそうなのが「デジタル人民元」だ。中国人民銀行(中央銀行)は他の中銀に先駆けて14年にデジタル通貨の研究を始めており、19年には「いつでも利用できる状態」になったと宣言している。
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この記事はシリーズ「「中国一強」への憂鬱 ジャック・マーはどこへ消えた?」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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